材料の運び方(移動方法)

2015.10.20
塩ビ板の運び方 15.10.19 今回は、1mmの塩ビ板の加工をします。 250×250 のサイズで360枚です。 工程は、材料入荷(910×1,820 16枚)→ パネルソーでカット(205.5×205.5) → 端面プレーナー仕上げ (205×205) → 4角R取り(4-2R) → NCで穴あけ加工 → 検査 → 梱包 → 出荷 です。 その工程は、全て材料を写真のように立てて移動します。平積みすると、切粉、 ゴミが、積まれた材料の重さで、紙のマスキングを破ってキズになるからです。 業界では打痕(ダコン)と言います。 1t 250×250 の塩ビ板の重さは75gです。それが360枚、タワーのように積むと、 75×360=27,000g=27kgとなり、小さな切粉が、その重さで、しっかりと、キズ に変わってしまいます。 もちろん、切粉やゴミが付着しないようにエアーブローするのは当たり前ですが、 材料は平積みしないが基本です。 [マルシン彫刻迄]